新曲「輪!諸居(ワッショイ)にっぽん」が好調の演歌歌手・細川たかし(68)が8日、東京・渋谷区の代々木公園野外音楽堂前広場で開催された「第30回北海道フェア in 代々木〜ザ・北海食道〜」に愛弟子の演歌歌手・杜このみ(29)と参加した。

 同フェアは、国内最大級の屋外型北海道物産イベント。北海道・真狩村出身の細川と、北海道・札幌市出身の杜は、北海道観光振興機構から「北海道応援大使」に任命され、式が行われた。

 ミニコンサートでは細川が「北酒場」、杜が「くちなし雨情」を披露した後、初の師弟デュエット曲「新・応援歌、いきます」(24日発売)を熱唱。9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」からの復興を目指す故郷にエールを送った。

 細川が「今回の北海道フェアにたくさんのお客さんが来てくださり、それが北海道胆振東部地震などで被災された方々への復興への一助になればいいなと思いますし、我々もそのお手伝いができればいいなと今回、初めて参加させていただきました」と言えば、杜は「皆さんが喜んでくださる姿が間近で見られたので、北海道が元気になってもらいたいなという気持ちにちょっとでも協力できたのが幸せです」と笑顔で話した。

 デュエット曲の「新・応援歌、いきます」は、1991年に発売された細川の人気曲「応援歌、いきます」をデュエットバージョンにアレンジしたもの。「生ビールがあるじゃないか〜」という印象的なフレーズでビールのCMソングにもなった元気が出る応援歌で、細川と杜は「この歌で北海道を元気にしたい」と張り切っていた。