5日放送の日本テレビ系「スッキリ」は、幕内貴ノ岩(28=千賀ノ浦)が2413万5256円の損害賠償を求めて元横綱日馬富士(34)を提訴した話題を取り上げた。

 賠償金をめぐっては、日馬富士の代理人が「数十万程度が一般的」とコメント。双方が求める金額に大きな隔たりが見られる。番組に出演した菊地幸夫弁護士(61)も「率直に言えば高い。ボクの感覚だと、うまくいって数百万円」との見方を示した。

 一方、MCの加藤浩次(49)は「日馬富士関はどのくらい収入があったんですか?」と日馬富士の退職金を確認。傷害事件によって功労金を減額される処分を受けたことを差し引いても、約2億円の退職金を受け取ったとされることを知ると「そこの2億と今回の損害賠償、比べることはできませんけど、そういうお金もあって『エッ』って(思う)。暴行働いて、自分で辞めているワケだから引退になるんでしょうね。それで全部入るんだ。『アレ』ってボクなんか思っちゃう」と賠償金を出し渋る日馬富士側の対応に異を唱えた。