コメディアンの関根勤(65)、タレントの関根麻里(33)親子が4日、都内で行われた「10月10日はお好み焼きの日記念 ジュージュー号出航記念イベント」記者発表会(オタフクソース主催)に出席した。

 22日が誕生日の麻里は、お好み焼きで作ったケーキで祝福され「デコレーションがとても奇麗。初めてだけどおいしそう」と笑みを浮かべた。その麻里の長女はもうすぐ3歳。祖父の勤は“追っかけ”のように頻繁に会いに来るという。

 関根は「『一週間に十日来い』という五月みどりさんの歌がある。以前はどういう意味かと思ったが、朝に孫に会って、仕事終わりにまた顔を見に行く。そうやって数えてみると、1週間に8、9回は行っている。還暦を過ぎて歌の意味が分かった」と説明する。

 続けて「公園に行って砂場で遊び、水族館や遊園地。30年前に麻里を育てた思い出がよみがえる。娘すら笑わせられなければ、お客さんを笑わせることはできない。とにかく笑わせて、人生は楽しいということを教えた。孫にも同じように伝えたい」と、子育ての楽しさを語った。

 それにしても、芸能界屈指の才媛と言われる麻里の娘だけにしっかりしている。「娘はじいじが甘いのを見抜いており、『私も遊ぼう』と入ろうとすると『ママはあっちで見てて』と寄せつけない。じいじは危ない時以外はオールオッケーで何でもいうことを聞いてしまう」(麻里)とか。

 勤がうろ覚えの童謡やABCの歌詞を間違えると「違う!」と鋭く指摘するほか、勤がコンビニの店員に絡む迷惑な客を演じるコントを見て「じいじが女の子を困らせている。帰ってきたら怒らないといけない」と正義感を発揮する。その後に昼寝して忘れてしまったという子供らしいオチはつくが、麻里の娘だけあって聡明だ。

 麻里が妊娠中を含め、すでに4回舞台に立っており、“3世タレント”として一歩リード。麻里は「スッキリ」(日本テレビ系)に復帰し、これからますます勤が子守りをする時間が増える。

 麻里は「誕生日の日、朝起きたら机の上にプレゼントを探すクイズの紙が置いてあった。何問か探して最終的にプレゼントにたどり着くんだけど楽しかった」と子供時代を振り返るが、勤じいじに鍛えられれば、孫の能力が開花するのは間違いなさそうだ。