演歌歌手・大月みやこ(72)が2日、東京・中央区の三越劇場で毎秋恒例となっているコンサートを開催した。三越劇場での開催は今年で10回目で、新曲「海鳴りの駅」など全24曲を披露。公演は昼と夜に行われ、合計1000人の観客がその歌声に酔いしれた。

 今年でデビュー55年。「集大成でもある。今も、のんびりに変わりはない。私自身も楽しませてもらえるようなコンサートです。いい出会いが(私を)前に進ませてくれた」

“出会い”といえば、この日はサプライズゲストとして歌手・菅原洋一(85)が登場。大月は「数年前に一度だけ、テレビでデュエットをした。とっても気持ちよく歌わせてもらったので、できれば一緒にできないかなと思っていた」と笑みを浮かべた。

 また最近、サプライズな出来事もあった。「初めて買ったサマージャンボ宝くじが当たった。ただし組違いで、6桁の数字だけが全部一緒だった。1等は5億円で、夢みたいなもの。でも2万円ちょっと買っただけで、10万円当たった」と思わずニンマリ。

 何かの前兆だと感じているそうで「とってもいいことが起こりそう。今までの出会いが実って、集大成が近づいているなと思っている」と語った。