女優・永野芽郁(18)が主演を務めたNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜午前8時)の最終回が9月29日に放送され、平均視聴率が23・5%だったことが2日、分かった。期間平均視聴率は21・1%だった。

 物語は大阪万博(1970年)の翌年、岐阜県東濃地方のとある町の小さな食堂に生まれ、小学生の時に片耳を失聴した「楡野鈴愛(すずめ)」(永野)が主役。夢、仕事、恋愛と失敗を繰り返しながらも、持ち前の行動力で現代まで生き抜く姿、その約半世紀を描いた。初回から視聴率21・8%を記録し、前作「わろてんか」(主演・葵わかな)の20・8%を1ポイント上回る好スタートを切った。その後も安定した視聴率をマーク。2015年後期「あさが来た」(主演・波瑠)から続く期間平均20%超え記録を6作連続に伸ばした。

 1日からは18年後期ドラマ「まんぷく」がスタート。物語は何度も失敗しながらも、どん底から立ち上がり、「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描く。ヒロイン・福子は朝ドラ初“ママさんヒロイン”となった安藤サクラ(31)が務める。夫・立花萬平を長谷川博己(41)が演じる。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)