坂本冬美デビュー31年で原点回帰 レコード店頭イベントにかける思い

2018年09月27日 16時30分

デビュー当時、必死に店頭キャンペーンをしていた当時の坂本冬美

 演歌歌手の坂本冬美(51)が26日、東京・浅草のレコード店「音のヨーロー堂」で新曲「熊野路へ」の発売記念イベントを行った。

 新曲は坂本の故郷・和歌山を題材にした歌で、吉幾三が作詞作曲。故郷に戻る「原点回帰」をテーマに、31年前のデビュー当時以来となった、レコード店の店頭キャンペーンを再現した。

 デビュー時には「100か所以上回った」と言う坂本は「あのころは必死でした。お客さんもこっち向いてくれなかったし、立ち止まってもくれないから、私もどこに向かって歌っているのか分からなかった」と当時を振り返った。

 この日の店頭での歌唱は新曲1曲のみだったが、いまや演歌界を背負う人気歌手だけに「事前告知なし」とはいえ、通行人も突然の登場にビックリし、足を止める人が続出。外国人観光客らも多く加わり、路上に人があふれた。

 そんな光景に坂本は「立ち止まってくれる人もいるし、31年たったんだなと」としみじみ。坂本クラスが店頭に立つこんなイベントを組むのは実はかなり大変だ。

 ある音楽関係者は「店頭といっても当然、道路使用許可も必要ですし『人が集まりすぎることで混乱をきたさないように』と厳重に注意を受けている。スタッフも混乱させないように必死です」。それでも「原点回帰」というテーマに沿ってあえて実施した。新曲を盛り上げようという思いがイベントを成功させたと言ってもいいだろう。

 年末には30回目の紅白歌合戦出場を目指す。坂本は「この曲が売れて歌えれば」と意気込んでいる。