松岡茉優が樹木希林さんの演技を語り継ぐ決意「万引き家族」での共演は宝物

2018年09月26日 16時30分

希林さんについて語った松岡。右は岸井

 10月25日から11月3日まで開催される「第31回東京国際映画祭」のラインアップ発表記者会見が25日に都内で行われ、女優・松岡茉優(23)が映画祭アンバサダーを務めることが発表された。松岡といえば「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞に当たるパルムドールを受賞した、是枝裕和監督の「万引き家族」にも出演するなど、今年は飛躍の年となった。同作では15日に亡くなった樹木希林さん(享年75)と共演した。

 松岡は「樹木さんとの思い出は宝物ですが『悲しいなぁ』という気持ちはあまりない。一度、映画の中でお別れしているんです。そこで『ありがとう』もたくさん言えたし、私にとっては2度目のお別れのような気がしておりますので…」と語った。

 今後は、樹木さんの演技を語り継いでいく思いもある。「樹木さんの作品をたくさん見られる時代に生まれて、私がまた若い世代として新しい世代につないでいく役目としては、樹木さんを生で見た人間として次の世代の人に渡せるような存在になりたいと強く決意しています」

 女優としては「同じ時代に生まれたんだということを誇りに思って、さらに勉強して樹木さんのようになりたい」と熱く語った松岡。司会者から「アンバサダー就任を樹木さんが聞いたらなんて言われる?」と振られると「また髪形とかこだわるんでしょ?って言われるかな。私が“見てくれ”を気にしていることをいつも指摘されていました」と笑顔で話した。

 会見には松岡のほか、コンペティション部門に出品された稲垣吾郎主演「半世界」の阪本順治監督、「愛がなんだ」主演の岸井ゆきの、今泉力哉監督、アニメーション監督の湯浅政明氏が出席。オープニング作品に「アリー/スター誕生」(レディー・ガガ主演)、クロージング作品に「GODZILLA 星を喰う者」が選ばれた。