松岡茉優 樹木さんが築いたもの「次の世代の人に渡せるように」

2018年09月25日 17時17分

左から湯浅政明監督、阪本順治監督、松岡茉優、岸井ゆきの、今泉力哉監督

「第31回東京国際映画祭」(10月25日~11月3日)のラインアップ発表記者会見が25日、都内で行われ、女優・松岡茉優(23)が映画祭アンバサダーを務めることが発表された。

 松岡といえば「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞に当たるパルムドールを受賞した、是枝裕和監督の「万引き家族」にも出演するなど今年は飛躍の年となった。同作には、15日に死去した樹木希林さん(享年75)も出演していた。

 松岡は「樹木さんとの思い出は宝物ですが『悲しいなあ』という気持ちはあまりない。一度、映画の中でお別れしているんです。そこで『ありがとう』もたくさん言えたし、私にとっては2度目のお別れのような気がしておりますので」と語った。

 今後は、樹木さんのことを語り継いでいく思いもある。「樹木さんの作品をたくさん見られる時代に生まれて、私がまた若い世代として新しい世代につないでいく役目としては、樹木さんを生で見た人間として、次の世代の人に渡せるような存在になりたいと強く決意している」

 女優としては「同じ時代に生まれたんだということを誇りに思って、さらに勉強して樹木さんのようになりたい」と熱く語った松岡。司会者から「アンバサダー就任を樹木さんが聞いたらなんて言われる?」と振られると「また髪形とかこだわるんでしょ?って言われるかな」と笑顔で話した。

 会見には松岡のほか、コンペティション部門に出品された「半世界」の阪本順治監督、「愛がなんだ」に主演した岸井ゆきの、今泉力哉監督、アニメーション監督の湯浅政明氏が出席した。