“500億円女優”の恥ずかしい姿が拝める!! 中国のトップ女優ファン・ビンビン(范冰冰=37)が、5月末ごろから消息不明になっている問題で、中国当局が、自宅軟禁中であることを初めて認めたという。ただし、それ以上のことは情報統制によりいまだ不明のまま。そんな中「ファン・ビンビンは横浜中華街で潜伏中」と“ウケ狙いツイート”したテレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏(年齢非公表)が、「ファン報道を10倍楽しめる」(!?)ポイントを明かした。

 失踪から100日余り、ようやく中国当局がファンについて言及した。

 同国メディアによると、予想通り、ファンは脱税の疑いで当局に拘束され、捜査を受けていた。すでに調べは終了したとみられるが、ファンは自宅軟禁状態だという。

「外出は禁止。外部との接触は遮断され、部屋の電気を消すところまで監視されている」(中国事情に詳しいライター)

 ハリウッドでも活躍するなど中国で最も有名な女優であるファンは、実業家としての“顔”も持ち、不動産事業や株式投資などで巨万の富を築いた。その額、日本円でおよそ500億円以上。しかし今回、出演料の“二重帳簿疑惑”が暴露され、当局のメスが入った。

 とはいえ、脱税の真偽や立件の可否、現在のファンの精神状態など詳細はわからずじまい。中国当局は厳格な情報統制を敷いている。

 そんな中、24日にツイッターで「ファン・ビンビンは横浜中華街で潜伏中」と、いつものウケ狙いのつぶやきをしたデーブ氏が、本紙に緊急提言した。世界各国にアンテナを張っている同氏にとってもこの騒動は最大の関心事で、3つの注目点があるという。

 1つは今後、ファンが脱税容疑で逮捕された場合の“スッピン姿”。デーブ氏は「連行時はノーメークでしょ。人前で化粧を落とさない彼女のスッピンを見られるのは交際相手くらい。それをタダで拝めるんだから貴重だよね。ヤッた気になっちゃうよね」と胸を躍らせる。確かに世界的女優にとってスッピンを見られるのは、死ぬほど恥ずかしいに違いない。ちなみにファンには過去、目鼻の整形疑惑も報じられている。

 お次もまた下ネタ。日本のワイドショーでも連日この話題を取り上げているが、デーブ氏が楽しみにしているのは、各局の女子アナが朝からソソるワードを言う場面だ。

「女子アナたちも『ビンビン』のところは声が小さくなるからね。局側も狙ってやってるよ。最高だよね」と興奮を隠せない様子だ。

 最後はようやくまともな話。

 この件について中国ではかん口令が敷かれ、外務省の会見で質問が飛んだ際も「外交問題だと思いますか?」と取り合わなかった。問題になっている二重帳簿疑惑も、中国芸能界では公然の秘密で「何をいまさら」感が強い。

「ファンは見せしめにされたと思う。脱税はいけないことだけど、彼女がダメなら、ワイロもらい放題の中国共産党の上の連中はどうなるの? そういう当たり前の議論も中国では規制されてできない。習近平国家主席は『ぜいたくは敵だ』みたいなことを掲げているけど、上海と北京を見てくださいよ。ものすごい建物ばっかりですよ。ファンの事件の推移を見れば、中国という国がいかにヤバいかわかると思う」(デーブ氏)

 世界中が注目するファンの行方。どのような結末を迎えるのか――。