【映画大賞】鉄拳 復活の裏にたけしの「頑張れよ」

2013年02月25日 13時29分

【ビートたけしのエンターテインメント賞】カムバック賞を受賞したのは芸人・鉄拳(40)。かつて「こんな○○はイヤだ」というイラスト芸で人気を得たがその後、尻すぼみに。だが昨年、英国発の世界的ロックバンド「MUSE」のPVに、自身のパラパラ漫画「振り子」が採用されたことで見事にカムバックを果たした。


 実は鉄拳の芸能生活はたけしに支えられていたと本人は語る。「最初にテレビに出させていただいたのも『たけしの誰でもピカソ』でした。いつも不思議なパワーをもらってるんです」と話し、たけしのことを「パワースポット」と呼んでいると明かした。


 泣けるパラパラ漫画と評判の「振り子」の作製にあたって、自ら東京の街に出て一般人にインタビューをしたが、そのとき原宿でたけしと偶然会った。


「人生についてリサーチしてたら『何やってんだ』と言われて、振り向いたらたけしさんでした。『頑張れよ』と言っていただけました」。だが、当の“恩人”たけしは「あそこ(原宿)は、俺のシマだから」。「アウトレイジ」の世界をリアルにほうふつとさせるブラックな返しで会場を笑わせた。


 今ではパラパラ漫画の仕事依頼が、お笑いの仕事の数を完全に超えた。人気を定着させることが、たけしへの恩返しになる。