仮面女子・川村虹花 一本負けにも心は折れず「ここから這い上がる」

2018年09月18日 10時17分

再起を誓う川村虹花

 アイドルと総合格闘家の二刀流として活動する地下アイドル「仮面女子」川村虹花(22)が“再起”を誓った。

 16日の女子格闘技イベント「DEEP JEWELS21」に出場し、Yuko.S(31=BRAVE)にチョークスリーパーを決められ一本負けを喫した。2大会で再計量となった川村に「プロとして、ちゃんとやってほしい」と厳しい言葉を浴びせたYuko.Sは「油断したわけではないが、川村選手は強かった」と成長を認めた。それでも「私もここまで、いろいろあったので簡単にはRIZINには行かせません」とクギを刺した。

 川村は試合後「率直に悔しい気持ちが強い」と唇をかみしめた。「タックルを仕掛けてくるのは分かっていた。寝技に付き合わない作戦を立てていた。パンチやキックが入り、スタンドではいけると思っていた」と振り返る。練習の成果を見せたが、「最初は耐えていたが、相手がうまかった。テークダウンされて、経験の差が出てしまった」とキャリアで勝るYuko.Sに敗れた。

 連続再計量について「Yuko.S選手の言う通り」と反省。試合に影響があったことを認めたが「(体重的に)厳しいところもあるが、みんながやっているので乗り越えたい」と階級変更はないと明言した。

 会場では多くのファンが声援を送り、仮面女子メンバーも応援に駆け付けた。「メンバーは試合後に優しい言葉をかけてくれたが、内心、悔しがっているに違いない」(川村)。また、初めて観戦に訪れた元メンバーには「次、勝つから見にきて」と声をかけたという。

 年末の格闘イベント「RIZIN」出場を目指してきたが「一本負けで印象的に悪い」と目標が遠ざかったことを認識。「それでも、実力的には上がってきていると思うので、経験値のある選手に勝てるよう、今後もアイドルと両立しながら頑張りたい」と二刀流を続行。佐伯繁代表は「Yuko.S選手と川村選手の攻防は緊張感のあるいい試合だった」と評価。「(川村は)紙一重で負けたが、本気度と成長している姿を見せてくれた。この敗戦がいい経験になると思う」と期待を込める。

 プロ1戦2敗となった川村は「仮面女子を背負って戦っている。ここから這い上がりたい」と、人気曲になぞらえ“大逆転”をもくろんでいる。