NEWSの小山慶一郎(34)が謹慎から復帰して、3か月がたとうとしているが、日本テレビの報道番組「news every.」のキャスター復帰を巡ってはいまだジャニーズと日テレとの間で暗闘の日々が続いているという。

 未成年者への飲酒強要が発覚したのが6月。即座に謹慎が決まったが、約20日後には復帰となった。NEWSとしてのレギュラー番組や、ソロのラジオ番組、さらには同じ件で厳重注意を受けたNEWSの加藤シゲアキが主演のドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」(日テレ系)にまで出演したが、キャスターだけは復帰できていない。

 ある芸能関係者は「そもそもあんな事件を起こしたタレントがニュースを読んで視聴者から信頼を得られるわけがないし、コンプライアンスにひと際厳しいのが日テレ。キャスターにGOサインを出しませんよ」。

 9月に入っても、何も動きがないことからもはや、事実上の“降板”となっているとさえ思われているが、小山の復帰を巡る攻めぎあいはいまでも続いているという。

 前出の関係者は「ジャニーズ側はいまだに何とか、小山を『every』のキャスターに復帰させようと、躍起になっているそうです。他の番組が出られるのだから問題ないはずという論理のようです。こういうやりとりが水面下で続いているそうです」という。

 その交渉の中では、小山以外の候補を立てるといった妥協案は一切なく、小山復帰への強いこだわりがあるという。これだけ固執する背景を芸能プロ関係者が明かす。「ジャニーズの幹部が小山を寵愛しているんです。ちょっとした会合があるとき、小山を連れて行くくらいかわいがっている。小山も、場を盛り上げる才能を持っていたり、ジジババ殺しの気質を持っているので、そういう場で好かれるんです。だから幹部連中も小山がかわいくて仕方がない。しかも、ニュースを読めるようにと熱心に勉強も欠かさない。そんな小山を復帰させたいという思いが強くなるってワケなんです」

 小山を巡る攻防戦はいつまで続くか。