俳優の大泉洋(45)らが13日、都内で行われた米アニメ映画「グリンチ」(12月14日公開)の製作発表会見に登場した。

 米映画製作会社イルミネーションの最新作。原作は米国で有名なクリスマスの物語だ。

 大泉はひねくれ者のグリンチ役に起用されたことに「ピッタリと言われ、若干複雑な思い」とボヤく。

 さらに、イルミネーションからアフレコの演出が相当厳しかったと暴露し、指示通り収録しなければ「クレームが来る」と口をとがらせた。

 その上で「ここまで(厳しい)と知ったらやらなかった。いくら娘がやってほしいと言っても」とジョークを飛ばし、オファーを引き受けた背景に愛娘(7)のプッシュがあったとした。

 会見ではキャスト陣の幼少期の写真が公開された。大泉は1歳時の写真を披露し「髪の毛がチリチリしてない」と自慢げだったが、ブリクルバウム役のロバート秋山竜次(40)から「もう(当時からチリチリ)してますわ。出来上がってる」とツッコまれた。

 それでも大泉は「緩いウエーブだった。中1の夏休みにチリチリになった」と、いまやトレードマークとなった天然パーマはあくまで“突然変異”だったと主張した。

 会見には女優の杏(32)、声優の宮野真守(35)、子役の横溝菜帆(10)も出席した。