芸能界で“差し入れ魔”との異名で恐れられている(?)のが、タレントで美容家のIKKO(56)だ。テレビ番組収録前に共演者全員にプレゼントを渡すことで知られる。

「良い意味でいえば、芸能界きっての贈り物の達人。事前に誕生日や趣味嗜好を調べ、好物やハマっている小物など相手のツボにはまるプレゼントをくれる。それも一度きりとか誕生日など特別な日だけではなくて、毎回ですよ」(事情通)

 だが、プレゼントや差し入れは、たまにもらうからいいもの。毎回となると相手も逆に気を使うようになってしまう。

「当初は“贈り物の達人”あるいは“差し入れのプロ”といわれていたのですが、あまりに回数が多いため、一部の芸能人からは“差し入れ魔”と恐れられるようになったんです。もらう方はお返しをしなければならないからです」(放送作家)

 IKKOが毎回、手渡すモノは、どう安く見積もっても2000~3000円はするもの。高い時は5000円超えもあるというから驚きだ。

「IKKOは羽振りがいい。テレビ以外に化粧品やメークなどのコンサルタントでかなりの収入があるんです」(事情通)

 さらに毎回、毛筆でしたためられた手紙が添えられている。

「それも達筆な毛筆書き。なぜそこまで丁寧なのか本当に驚き」(芸能プロ関係者)

 もっとも当のIKKOは一切の見返りは期待していないという。

「彼、いや彼女はお茶や禅に通じている。そこで一期一会の精神を学んだそうで、手紙はその精神の表れ。だから、見返りなどゲスなことなど一切、考えていない。そんなことを心配するのは三流芸能人ですよ」とIKKOに近い関係者は話しているが…。