吉本新喜劇座長の小籔千豊(45)、M―1王者「とろサーモン」の村田秀亮(38)が12日、都内で行われた、笑いにコミットする新番組「笑イザップ」(13日から大阪チャンネルで配信開始)発表会に出席した。

 番組はあのライザップグループが全面協力。独自のメソッドによる短期集中トレーニングで、駆け出しの芸人をわずか1か月で、笑いの取れる売れっ子芸人に成長させる。

 根っからのお笑いオタクだという小籔は「母親の勧めで見た『鶴瓶・上岡パペポTV』(読売テレビ)にハマった。もう時効だから話すが、中学生の時は友達と徹夜してテレビ局に並び、朝一で整理券をもらって観覧した。お2人のトークは最高。僕がくすぶっている間に残念ながら引退されたが、もし、上岡さんのお笑いスクールがあったら、入学して指導を受けてみたい」と、18年前に身を引いた伝説の漫才師への憧れを口にした。

 上岡さんと同じ漫画トリオのメンバーだった故横山ノックさんには会えたが、ノックさんの弟子で天才漫才師だった故横山やすしさんには会えずじまいだったという。

 このように関西の本格派芸人が大好きな小籔だが、意外にも一発屋系脱力コンビ「ジョイマン」のファンなのだとか。

「めっちゃ好きで、彼らを目当てに『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)を見ていた。ああいう芸風やから吉本やない思てたら、ある日、ルミネに2人がおって驚いた。楽屋でいろいろ話すと、品川祐(46)とワッキー(46)から『キャーキャー言ってますやん』とからかわれた」と苦笑した。