モデルの押切もえ(38)が作家として出版した小説「永遠とは違う一日」が文庫化されたことを記念して、11日、都内でトークショーが開かれた。

 トークショーには親交が深いエッセイストの阿川佐和子(64)も参加。押切は小説を書く際、阿川に助言を求めたそうで「書き続けなさい」と言われたという。

 作品は2016年の「第29回山本周五郎賞」にノミネートされるなど、大いに話題になった。阿川が「まんまと抜かれちゃった」と舌を出すと、押切は恐縮しつつ「背中を押してくれた」と感謝した。

 プライベートでは3月に長男を出産し、夫でプロ野球・ロッテの涌井秀章投手(32)と子育てに励んでいる。作品を涌井が読んでいるか聞かれると「読んでいないと思う。興味がないかも」と苦笑い。それでも育児には協力的だそうで「子供好き。お世話してくれる」と夫を持ち上げた。