米人気セレブタレント、キム・カーダシアン(37)の夫で奇抜な言動でも知られる“お騒がせ”ラッパー、カニエ・ウェスト(41)が、今月6日にロサンゼルスで行われた世界最大のアダルト動画共有サイト「PornHub」の「第1回ポルノハブ・アワード」授賞式で、クリエーティブディレクターを務めたことが分かった。

 米芸能サイト「TMZ」によるとカニエが経営する、音楽や映像などのコンテンツなどを扱う会社「ドンダ」と、トップアーティストの世界ツアーなどを手がける音楽業界の大物ディレクター、ウィロー・パーソンが共同で授賞式の演出を担当。授賞式では、カニエが新進気鋭のラッパー、リル・ポンプ(18)とコラボした新曲「アイ・ラブ・イット」を初披露するパフォーマンスも組み込まれた。

 カニエといえば先月、「やりたい義理の姉妹っているかい?/オレは4人もいるぜ」という“禁断の願望”を歌詞にした新曲「XTCY」(エクスタシー)を発表。カニエの妻には4人の有名姉妹がいることから、「実生活を歌にした?」と物議を醸した。

 授賞式は米国の日系ポルノ女優アサ・アキラ(32)が総合司会を担当。レズ、3P、フェチ、アナル、コスプレ、ソロパフォーマンスなど、カテゴリーごとにノミネートされた候補者の中から、それぞれ最優秀パフォーマーが選ばれた。

 同サイトは2007年にカナダ・モントリオールで創設され、米国のサンフランシスコ、ヒューストン、ニューオーリンズ、英国のロンドンに支社を持つ。10年には複数のアダルトサイトを運営するカナダ企業「MindGeek」に買収された。現在は日本語にも対応している。

 米AV業界には1984年から始まった、米アダルト専門誌「AVN」が毎年開催する“老舗”の「AVNアワード」がある。こちらは100以上のカテゴリーがあり、映画やビデオの作品、監督、俳優に最優秀賞が授与される。