AKB48の竹内美宥(22)が5日、ネット配信で、今年をもってグループから卒業すると発表した。

 竹内は2009年9月、AKB48の第9期研究生オーディションに合格。11年6月、チーム4の正規メンバーになった。14年には慶応大学(環境情報学部)に入学し、学業とアイドルを両立してきた。7回参加(2回不参加)した選抜総選挙は、いずれも圏外と目立った成績は残していなかったが、韓国の人気オーディション番組「PRODUCE 101」とAKBグループとのコラボ番組「PRODUCE 48」では、第3回発表まで10位以内をキープ。8月31日放送の最終回では圏外となり、12人のガールズグループ「IZONE」(アイズワン)入りはならなかったが、注目の存在になった。

 放送後、竹内は自身のツイッターで「自身も勇気もなかった私が胸をはって『やり切った!』と言える期間でした。やっと自分の存在意義を感じることができました」と振り返り、応援してくれたファンに感謝した。

 竹内は、この日の配信で「若いメンバーと肩を並べてアイドルをやりきれたことに感謝しています。韓国という実力社会の場所で、とても楽しむことができました。すべてのことに感謝している今だからこそAKB48から卒業して、また新たな道に一人で歩んでいきたいと思っています」と決断の理由を明かした。

 5日には自身のツイッターでも報告。「卒業発表をしました。10年お世話になったAKB48を今年いっぱいで卒業します」と報告。「自由にやらせてくださったAKBのスタッフさん、メンバー、ファンの皆さま、友人、家族。本当にありがとう。これからの私もよろしくお願いします!」とつぶやいた。

「グローバルに活動したい」という竹内は、グループ卒業後も芸能活動を続ける。