樹木希林「一時危篤」公表したムコ・本木雅弘の真意 イラスト持参の深い意味

2018年08月31日 16時30分

本木は樹木の状態を丁寧に説明した

 できたムコ殿だ!! 日本を代表する個性派の名女優・樹木希林(75)が、一時「危篤状態」だったことが30日、明らかになり、日本中に衝撃が走った。義理の息子である人気俳優・本木雅弘(52)が発表した。樹木は2013年に「全身がん」を告白しているだけに、死線をさまよっていたとは衝撃的。それにしてもなぜ、本木は“スポークスマン”のように驚がくの事実を公表したのか、裏側を探ってみると――。

 本木は30日、都内で行われたヤフージャパンの「全国統一防災模試」レポート贈呈式&「台風・豪雨編」発表会に出席した。ヤフーは9月30日までアプリで、台風や豪雨の知識を問う「全国統一防災模試 台風&豪雨編」を実施する。

 本木といえば、義母の樹木が13日に左大腿骨を骨折、15日に手術を受けたことを16日のテレビ番組に電話出演して報告していた。それだけにこの日の発表会で、現状を説明する会見を開いた。だが、その内容が衝撃的だった。本木によれば樹木は術後、一時的に「危篤状態みたいな場面もあった」。幸い最悪の事態は回避。全治6週間の診断で入院しており、「リハビリを続けている」が、発声がしづらい状況だという。復帰時期は「リハビリ次第」とした。

 また本木は、樹木が前日29日に自ら描いたという直筆メッセージとイラストを持参して公開。メッセージは「細い糸1本でやっとつながってる 声一言もでないの しぶとい 困った 婆婆です K.KIKI」で、樹木は自虐的に思いをつづった。

 本木は「無理やりこういったものを書いてもらった。実際はヒーヒー言いながら書いていただいたが、私がつまらないコメントをするより樹木さんに直接書いていただいた方が、皆さんにも状況が伝わるかなと」と説明した。

 異例の会見だった。芸能人はプライベートな話題は極力避ける傾向にあり、今回のケースでも本木は黙して語らずの選択肢もあった。しかし、義母の窮地を包み隠さず報告した。

 イベント主催側は「こちらから(発表会後に会見を開いて樹木の状態を説明するよう本木に)お願いできるはずがない」と首を横に振る。つまり、本木が自ら「(発表会後に)会見をやりたい」と申し出たわけだ。

 本木の意図について関係者はこう指摘する。

「樹木さんは事務所に所属せずマネジャーをつけていない。大腿骨の骨折だけだと『安静にしていれば完治する』と樹木さんをキャスティングしたいテレビ局関係者、映画関係者、広告代理店関係者に思われてしまう。でも実際は、女優の“命”とも言える発声が困難な状況だった。当面、仕事は厳しい。樹木さんが病床で、かつマネジャーも不在では、そんな窮状をうまく発信できない。だから義理の息子がひと肌脱ぎ、“一時危篤状態”の事実を公表した」

 確かに本木は樹木について「自分で電話して(仕事のキャンセルを)おわびしつつ、できる限りのことをされていた」と補足したが、やはり樹木一人で各所への説明は限界があった。

 本木一家はロンドン在住。本木は仕事のたびに来日する。

「タイミングよくこの日の発表会が入っていた。だから、樹木さんの容体を自分の言葉で説明すべく、イベント主催側に会見の実施を申し出たようだ」(前出関係者)

 一方で“一時危篤状態”とサラッと説明すれば芸能界は混乱しかねない。

「だから樹木さんに自虐的なメッセージとイラストを用意してもらい、会見に“挿入”して自身も丁寧に説明することで衝撃を“中和”させたのだろう」(同)

 術後の経過が心配される樹木だが、なんとか回復して、ドラマや映画を彩ってもらいたい。