鈴木砂羽“土下座強要騒動”は「いい経験だった」

2018年08月30日 20時35分

鈴木砂羽(右)と新垣里沙

“土下座強要騒動”から1年。女優の鈴木砂羽(45)が30日、東京・港区の赤坂レッドシアターで行われた舞台「〜アカペラ歌劇〜ロックの女」(作・演出=福田転球、31日〜9月9日)の公開稽古に出席した。

 鈴木は同作のプロデューサーを務め、本作は自らが立ち上げた演劇ユニット「港.ロッ区.」の旗揚げ公演となる。

「自分が役者として舞台に立つ時は、ドキドキしたことがなかった。でも、今日は『皆、頑張って』とすごく緊張した。この緊張感は初めて。新鮮。3年前ほどからいろんな構想や企画があって、形にしたいと思って準備してきた。うれしいやら緊張するやら、新たな門出に、よりいっそう頑張りたい」とまくしたてた。

 鈴木といえばちょうど1年前、主演・初演出を手がけた舞台「劇団クロックガールズ第15回公演 結婚の条件」で、初日直前に2人の女優が降板。2人は鈴木から「人道にもとる数々の行為を受けた」として、“土下座”を強要されたと告発した。

 鈴木は「去年、いろいろあったが、本当にあっという間。一生懸命やったんだけど、人生には急に役者がごねるなど、予想もしないことが起こる。今考えると、ああいうトラブルがあり、もし自分が制作側だったらどう対処するかと勉強になった。いい経験だったと思う」と、コミュニケーション不足を反省して冷静に振り返った。

 主演の椿鬼奴(46)は前述の2女優とは立場が違い、鈴木とは同年代で以前からの飲み友達。「『髪切って』『太らないで』みたいなことは何も言われないどころか『何か不便なことはない?』と尋ねてくれるほど。それに、宣伝など砂羽さんがむちゃくちゃ担ってくれている」と、気の合う鈴木が気遣ってくれることを明かす。

 鈴木も「役者さんがのびのびやってもらえればいい。鬼奴さんには喉を気遣ってもらいたい。日々、稽古を見ていると、思っていたことが形になるのが、こんなに面白いことなのかと感じる。役者さんの予想を超えるパフォーマンスに打ち震える」と、反省を踏まえ謙虚に役者を支える姿勢を見せた。

 そして「役者としてやりつつ、夢を追いかけたい。二足のわらじどころか、漫画も描いているけど、役者も頑張っていきたい!」と女優として完全燃焼することを誓った。