来年中止も?みやぞん劇的完走の裏で出されたマル秘通達

2018年08月28日 11時00分

多数の伴走者がつく手厚いサポートでみやぞんは100キロを完走

 それでも不安は消えない――。日本テレビ系で25~26日に放送された毎夏恒例のチャリティー番組「24時間テレビ41 愛は地球を救う」でトライアスロン企画に挑んだ、お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞん(33)が26日、最終種目の100キロマラソンで無事ゴールした。気温38度を記録する酷暑の中、健康不安をはねのけた。ゴール後には感動シーンも繰り広げられたが、異常な暑さの中での挑戦には抗議の声も相次ぎ「来年はできないかも…」という声が上がっている。

 41回目の今年は「人生を変えてくれた人」をテーマに放送された24時間テレビ。恒例のチャリティーマラソンは、番組史上初めてとなる「トライアスロン形式」で実施された。

 これに挑んだみやぞんは25日に第1種目のスイム(水泳)1・55キロを山梨・西湖で泳ぎ、第2種目のバイク(自転車)は東京・立川競輪場を周回し60・4キロを走破。同日午後9時過ぎに同日野市からスタートした最終種目の100キロランは、日中38度を記録する炎天下となったが、完走した。
 総距離は予定より0・4キロ長くなってしまい、161・95キロ。前人未到の過酷な挑戦を大きなトラブルなく成功させた。

 ゴール後、みやぞんは笑みを浮かべて「最高だった。楽しかった」と充実感をにじませ、「何度もあきらめようとしたけど、信じてやった。愚痴も言わず、やれることはやった」と胸を張った。

 みやぞんが苦しんだのは異常ともいえる今年の“酷暑”だ。マラソンでは炎天下、午後2時過ぎの中継時点で予定より1時間以上の遅れ。満身創痍の状態に見えたが、5時30分ごろから猛烈にペースを上げて完走した。

 視聴者は改めてみやぞんの驚異的な身体能力に驚くと同時に、ネット上には無事だったことを安堵する声があふれた。

 だが、日テレ内は「来年はできないかも」と浮かれた様子はない。

「この日の関東は40度に迫る酷暑となりました。自治体の中には熱中症にならないために、不要不急な外出や屋外での運動を控える注意喚起をメールで配信したところもある。ネット上では『命の危険があるのに』『タレントへのパワハラだ』など批判が噴出。懐疑的な書き込みであふれ、みやぞんの体調を心配した視聴者からメールなどで日テレに多くの抗議の声が届いたのです」(日テレ関係者)

 みやぞんの挑戦がハイリスクなのは本紙も再三報じてきた。視聴者からの批判は現場サイドも把握。バッシングを回避するため、何と「昼間帯はみやぞんを長く映さなくてもいい」ということになっていたという。

 それだけではない。最初のスイムは西湖でひっそり行われたが、これも苦肉の策だった。

「ここのところ、台風が日本列島に上陸していますが、例年にない動きをしたり、猛烈な暴風雨を巻き起こしたりしています。それなのに、みやぞんはスイムが一番苦手なんですよ。もし海でやって、万一のことがあったら大変だとスタッフは頭を抱えました。そこで念のためプールを押さえたほどです。でも、やはり映像として面白くないので、総合的に(判断して)湖になったというわけです」(別の日テレ関係者)

 たまたま現地にいて付近を通り掛かった本紙カメラマンが、スイム中のみやぞんをキャッチ。西湖でもかなり奥まったところで、岸から十数メートル離れたロープまで行ったり来たり…。途中、浮輪で休む場面もあった。

 もちろん、番組に合わせてゴールするために随所で“時間調整”があったのは言うまでもない。また、今回のみやぞんのギャラが2000万円と一部で報じられ、チャリティー番組としての位置づけも揺らいでいる。

「炎天下でマラソンをするにも、トライアスロンをするにも、体のリスクがあり、受けてもらえるタレントを探すのは難しい。頭が痛いですよ」(同関係者)

 とはいえ、チャリティーマラソンは、昨年は平均視聴率18・6%、瞬間最高40・5%(いずれも関東地区)をマークしたドル箱。批判は無視できないところまできているものの、簡単にやめるわけにもいかない。日テレにとっては悩ましいところだが、来年はいったいどうなる?