ケビン・スペイシーの話題の俳優陣との共演映画が大惨状 1回の上映観客1~2人

2018年08月25日 16時30分

 6人の男性被害者から性的暴行で訴えられている米オスカー俳優ケビン・スペイシー(59)が、告発される前に出演した映画「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」が先週末公開されたが、興行成績は目を覆うばかりの大惨事になった。

 米経済誌フォーブスによると、全米公開初日の売り上げはわずか126ドル(約1万3900円)で、週末の3日間でもわずか618ドル(約6万8200円)だった。

 同作はケビンのほか、昨年公開された「ベイビー・ドライバー」で主役を演じたアンセル・エルゴート(24)と、米国で11月に公開予定の「ロビン・フッド」で主人公に大抜てきされたタロン・エガートン(28)のイケメン俳優2人がダブル主演。

 また、名匠フランシス・フォード・コッポラの孫、ジア・コッポラ(31)の監督デビュー作「パロアルト・ストーリー」(2015年)で主演したエマ・ロバーツ(27)ら、注目の若手俳優が多く出演。本来なら話題になる要素も多かったが、ケビンの不祥事で観客にそっぽを向かれた形だ。

 劇場公開を決めた同作品の製作会社バーティカル・エンターテインメントは公開前「出演陣や懸命に働いてくれたスタッフのため、完成作品を観客に届けたい」との声明を発表。だが、その意を受け、上映に踏み切ったのは全米でわずか10館だけ。しかも足を運んだ観客数は1回の上映平均で1~2人という目も当てられない惨状となった。

 一方、大入りだったのはほぼ同時期に全米公開され、本紙でも紹介した「クレイジー・リッチ!」。主要キャストが全てアジア系俳優という異例のハリウッド映画だ。15日の全米公開初日だけで500万ドル(約5億5000万円)、その週末を含めると3526万ドル(約39億円)を記録する大ヒット。日本では9月28日に公開される。

 ちなみに「ビリオネア――」は日本では11月公開。日本の映画ファンはどう反応するのか。