芸能界で「服好き」で知られる香取慎吾(41)が25日、東京・千代田区の商業施設「帝国ホテルプラザ」に自身のショップ「JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェオンテンバール)」をオープンし、報道陣に喜びを語った。

 この「JANTJE(ヤンチェ)」は“やんちゃ坊主”、「ONTEMBAAR(オンテンバール)」は“おてんば娘”の語源となったオランダ語だという。香取のファッションにおける師匠であるファッションエディター・祐真朋樹氏と2人でディレクターを務める。

 コンセプトは「PPP SHOP(PERMANENT POP―UP SHOP)」。「いつもワクワクはじけている」という意味。その精神に共感した既存ブランドとコラボし、香取のアートが裏地に入ったコートや女性用バッグなどが第1弾としてラインアップされている。

 香取は報道陣に「前の日の夜はワクワクして眠れませんでした。自分でも驚いています」と話す。企画が立ち上がったのは1年前だといい「(独立して)一発目の仕事だと思います。祐真さんが協力してくれなかったら、やらなかったかもしれませんね」と、自身にとってもチャレンジだった。

 1番目のお客は草なぎ剛(44)だった。

「デニム1本とコート2点を買ってくれました。あのジーニストに気に入ってもらえたので、祐真さんと2人で『おおー!』と感動しましたね」(香取)。

 構想は尽きないようで「男性用インナーがないので、作りたいですね。あとは靴かな。スニーカーが欲しいですね」と香取は語る。

 アート活動は香取にとっても欠かせない生活の一部のようだ。