「ムコ殿!」で知られる女優・菅井きんさんが心不全で死去 92歳

2018年08月23日 13時46分

菅井きんさん(写真は2008年9月にギネス認定証を受け取るきんさん)

 テレビ時代劇「必殺」シリーズなどに出演し、名脇役として活躍した女優の菅井きん(本名・佐藤キミ子)さんが10日午後2時、心不全のため都内の自宅で亡くなっていたことが23日、分かった。92歳だった。

 所属事務所によると、16日に通夜、17日に葬儀・告別式を親族のみで済ませており、偲ぶ会などを開く予定はないという。

 近況について事務所関係者は「足を悪くして車椅子に乗ったりはしていたが、ずっと元気にしていた。9日に、ウチの社長がたまたまご自宅に電話したら、本人とは話せてないが娘さんが応対してくれて、『元気ですよ』と聞いていた。その翌日に急逝。年も92なので、老衰という感じではないでしょうか」と明かした。

 菅井さんは1926年2月28日、東京生まれ。46年に「東京芸術劇場研究所」に入所し、翌年に舞台デビュー。舞台で活躍しながら、映画にも出演し、親しみのある演技でバイプレーヤーとして数多くの作品に出演した。特に「必殺」の藤田まことさん演じる〝中村主水シリーズ〟では、しゅうとめ役として登場し「ムコ殿!」と痛快にいびりまくり人気を得た。

 84年に公開された映画「お葬式」で翌年の日本アカデミー賞「助演女優賞」を受賞。さらに2008年には映画「ぼくのおばあちゃん」で初主演を飾り、「世界最高齢映画主演女優」としてギネス認定された。