「脇広告」に世界が注目 独メディアがオーディション取材に!英紙も報道

2018年08月24日 11時00分

ロシア美女・モカさんの脇に輝く「東スポ ツチノコ発見」の広告

 本紙が7月に報じた女性の脇の下を利用した広告手法が、驚くことに欧州で注目されている。そんな世界初めての「脇広告」のモデル「脇モデル」を決める異色の公開オーディションが22日、都内で行われた。女性たちは堂々と、時に恥ずかしそうに脇の下を公開。本紙・東スポの広告も女性の脇で異彩を放った。今後ますます注目の広告媒体になりそうだ。

 前代未聞の「脇広告モデルオーディション」には、一般女性やモデル、芸人など多様な業界の女性11人が挑戦した。

「ワキノ広告社」が、人の脇を媒体とした世界初の脇広告を半ば冗談で企画したところ、本当に美容整形クリニックから仕事が入ってしまったのが発端。実際に出来上がった広告への反響は、予想以上に大きかった。なんと、英ガーディアン紙やBBC放送が「日本にマジでクレージーな広告がある」と報じて世界的な話題になるや、この日のオーディションにはドイツのメディアも取材に駆けつけたのだ。

 エントリーした女性たちは“公式脇モデル”として世界的ビッグチャンスをつかもうと、審査員に自慢の美ワキを見せつけながら自己紹介した。

 スポーツタレントの相羽あきの(28)は「ラケット競技で(スイング時に)脇を見せることが多くて『キレイだね』と言ってもらえる。脇からはフェロモンが出てると思う。世界に飛び立つ“脇タレ”になりたい」と自信満々のプレゼンテーションをしたかと思えば、篠原涼子の細かすぎるモノマネで知られる芸人ぴるる(年齢非公表)は「私のように脇が臭くて汚いと悩んでいる人もたくさんいる。大丈夫だよと言ってあげたい」と意表を突くPRをした。

 企業広告を貼る実践プログラムも設けられた。本紙の「東スポ ツチノコ発見」の広告をロシア人のモカさん(22)の脇にタトゥーシールで貼ってもらった。

「ロシアの人は毛が細くて目立たないから、お手入れしやすい。みんな抜かずに剃ってます」と語るモカさんの真っ白な脇は、確かに広告効果がありそうだ。ただ、ロシアでツチノコは知られていないようで「ツチノコってなんですか?」と首をかしげていた。「ヘビみたいなUMA(未確認生物)」と説明すると納得してくれた。

 さらに、広告を描いたのは数々のリアルすぎるボディーペイント作品を手掛けるアーティストのチョーヒカルさん(25)。聖心美容外科クリニックの広告では、ハッキリした二重まぶたの目を描くとまるで3つの目が眼光鋭くにらんでくるようだ。

「脇は秘められた部分で、あまり見ちゃいけない。だからこそ直接見てみたいという気持ちにさせる。脇の広告価値は高いと思います」と話すヒカルさんだが「脇に描くのは初めて。汗で湿ってくるし、描きにくい(笑い)」とアーティスト泣かせの一面もある。

 気になる審査結果は全員合格で、グランプリにはダンスボーカルユニット「S-CARAT」のSEIRAが選出された。

 水泳で鍛えたために肩幅が広く、自然と脇の面積も広いことにコンプレックスがあったというが「本当に1ミリもグランプリになれると思ってなくて、めちゃくちゃうれしいです」と涙を流し「これからはノースリーブばかり着ちゃおうと思います」と喜んだ。

 晴れて脇モデルとなった彼女らには「ワキノ広告フランチャイズ権」が授与された。営業から制作まで自由にやって構わないというもの。また、ワキノ広告社を運営する「リベルタ」の脇ケア商品「白ワキ姫」のほか、クライアントから受けた仕事を自慢の脇でこなしていく。

 モデルらは電車内のつり革を握って、乗客の視線を脇広告に集めるなどの活動をする。掲載料金は「“1脇”につき1万円。両脇の場合は倍額」(担当者)とリーズナブルだ。

 今回のオーディションの模様が欧州に配信されることで、脇広告がいずれ世界中に広がりそうな勢いだ。