「カメラを止めるな!」パクリ告発の和田氏「お金の問題ではない」

2018年08月22日 10時28分

 ヒット中の映画「カメラを止めるな!」に対し21日発売の写真週刊誌「FLASH」で「著作権侵害」と告発した劇団「PEACE」主宰の和田亮一氏(32)が22日、フジテレビ系「とくダネ!」にVTR出演し、真意を明かした。

 和田氏は同誌で作品の原作者であると主張。「私の作品(舞台「GHOST IN THE BOX!」)を無断でパクった」「称賛されている構成は完全に自分のものです」と告発し、和田氏を抜きにして映画化が進んでいたとしている。

 21日夜、上田慎一郎監督(34)はツイッターで「自らが脚本・監督・編集して作ったオリジナル作品だと思っています」と“盗作”を否定。製作会社も映画の公式サイトで「本映画は上田監督自身による脚本、監督、編集というように本舞台とは独自の形で製作を進め、ストーリーは本舞台と全く別物である上、脚本の内容も異なるものです」と声明を発表した。

 VTR出演した和田氏は同映画を見た当初「その時は素直にすごくうれしくて、ツイッターやフェイスブックで、うれしかった旨を投稿した」としたが、「エンドロールとかにで劇団名とか作品名が一切入ってなかった」ことが気になっていたという。その後、監督やプロデューサーと話し合いをして「原案」として劇団名PEACEが入り、「スペシャルサンクス」として和田氏の名前が入ったが、納得できるものではなかったようだ。

 和田氏は「基本構造や、ちょっとした設定は、そのまま使われている。作品が軽く扱われ、オリジナルストーリーとして世の中に出ているのが許せない」と主張。「僕が不満に思っているのは、お金のことじゃなくて、その権利というか、何で自分の許可がいらなくなってしまうんだろう」と、原案ではなく原作として名前を入れてほしいとアピールした。

 番組では登場人物&キャラクター、作品の背景、作品の重要なポイントととなる「セリフ」と大どんでん返しの構成など類似点を検証。さらに原案(作品の元となったアイデア)と原作(作品の元となった脚本)の違いについて解説した。映画化にあたり原案なら「感謝のみ」。原作だと興行収入に応じた金銭契約が生じると説明。さらに原作では著作権が保護され、DVD化など二次利用も案ごとに金銭を受け取れる可能性があると説明した。

 メインキャスターの小倉智昭(71)は著作権侵害騒動に「低予算で作られて単館上映のはずだったのが、大ヒットしてどこの映画館も満員になっちゃったじゃないですか。だからこうなったんだろうね」と双方とも大ヒットが想定外だったことから起きた、と話した。