日本テレビの水卜麻美アナウンサー(31)が先月、ひっそりとインスタグラムを開設した。フォロワーが23万人を超える人気アカウントとなっているが、インスタを始めた一つの要因として、何とも悲しい理由が挙げられている。昨年10月から朝の情報番組「スッキリ」のMCとなったことで夜に出歩くことができなくなり、最近は“引きこもり生活”を送っているというのだ。

 数年前は朝の民放ワイドショーで視聴率1位だった「スッキリ」だが、徐々に低下し、テレビ朝日「モーニングショー」、フジテレビ「とくダネ!」に抜かれてしまい、3位に落ちることもあった。

 そこでテコ入れとして起用されたのが、当時「ヒルナンデス!」で主婦層から絶大な人気があり、「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)で4年連続1位(当時)となっていた水卜アナ。水卜効果でスッキリの視聴率は一時、確かに上がった。が、昼から朝の番組に異動したため、水卜アナの生活のリズムは激変した。

「ヒルナンデス時代は、普通のOLよりゆっくり起きて出勤してよかったが、朝8時放送開始の『スッキリ』になってからは毎朝4時半に起きている。当然、寝る時間も早く、そのため夜に友達と遊ぶこともままならない。『スッキリ』に来て間もなく1年がたつが、いまだにこの生活には慣れることができず『朝が早いのはやはりつらい』と漏らしている」と日テレ関係者。

 水卜アナのストレス解消法といえば、インスタのアカウントを自身の愛称と肉を意味する「mito_meat」とするほど、はた目には“暴飲暴食”としか見えない食べ歩きがあまりにも有名だ。気の置けない仲間たちとおいしい食事を堪能して、それを仕事の活力に変えていた。

「たまに日テレの同僚とかと食事には行っていますが、水卜のストレスがたまる最大の理由は局以外の人間、例えば芸能人の友達とかと食事に全く行けなくなったことです。それでなくても夜遅い業界なのに、水卜は夜8時くらいには帰らなくてはいけませんから、時間が全く合わない。いろいろな人と食事に行きたいのに行けないことが大きな負担になっています」と制作会社関係者。

 通常ならば土日は休みで、日テレも基本的には水卜アナに休みを取らせるようにしているが、そうもいかない。

「どうしても急に土日のどっちかにロケが入ったりします。水卜は断るどころかイヤな顔一つせずに受けてくれます。そのため、土日もなかなか予定を入れることができずに、空いた日も1人で家にいることが多いようです。次の日の番組に備えて、日曜の夜も出歩くことができませんし。家にいる時間があまりにも多いことから、暇とストレス解消のためにインスタを始めたようです」(前出関係者)

 休日はまさに“引きこもり生活”。こんな水卜アナの精神状態を考えると、再燃するのが過去に何度も取り沙汰されたフリー転身説だ。

「夜に食べ歩きできないことを『スッキリ』のスタッフの前でグチる分にはそこまで問題ではないでしょう。会話のネタとも受け取れますし。ただ、水卜は『スッキリ』のスタッフの前では文句一つ言わずに精一杯仕事をして、別の仲の良いスタッフにグチを漏らしています。水卜にとってそれだけ深刻で、追い詰められているということ」(同)

「スッキリ」にいる限り、水卜アナの不満は解消されない。それがたまりにたまって、フリー転身という選択をする可能性は十分にあるだろう。