今年、オフィス北野の分裂騒動でワタナベエンターテインメントに“FA移籍”したマキタスポーツ(槙田雄司=48)が20日、東京・渋谷区のBSトゥエルビで、1980年代の歌謡曲をテーマにしたトークバラエティー「ザ・カセットテープ・ミュージック」の収録を行った。

 同番組は、本紙で「スージー鈴木のヒット曲講座」を連載中の音楽評論家・スージー鈴木氏とマキタがタッグを組み、ヒット曲を掘り下げる。2018年度衛星放送協会オリジナル番組アワードでバラエティー番組部門最優秀賞を受賞。金曜深夜2時からの深夜枠30分番組だが、10月から日曜午後9~10時のゴールデンタイム1時間に昇格した。

 鈴木氏は「初めてご覧になる方には、昔の音楽を堂々と語れる番組があると知ってほしい。単なる思い出話ではなく、ちょくちょく主観が入る絶妙楽しんでいただきたい。方針は変えずに濃度を濃くお届けする」とコメント。

 マキタは「音楽の持つ普遍性を伝えたい。気に入ったらぜひクチコんで。SNSなどで、クチコミがブワ~ッと拡散する風景を見てみたい。それと、今後は全国に出張して音楽好きの皆さんと触れ合いたい」とアピールした。