早大卒のインテリピン芸人・ひょっこりはん(31)が16日、都内で行われた北方領土問題啓発イベント「四島シェアスポット SNSコンテンツサポーター就任発表会」(独立行政法人・北方領土問題対策協会主催)に出席した。

 上半期にブレークしたひょっこりはんは「忙しすぎて、ちょっとおなかが出てきたり、腰を落とすポーズで体にガタが出てきた。でも、元気いっぱい。ギャラはアップして、2、3か月前からアルバイトを辞められた。そこが最大の関門だった」と笑みを浮かべた。

 3年交際したひょっこりちゃん(彼女)とは「(結婚について)具体的なことはないが、別に心配はしていない。写真誌に取材されても、ひょっこり何も出てこない」と進展はない様子。

 同協会の諸星衛理事長は「領土問題はここ2、3年がヤマ」と指摘するが、ひょっこりはんは「北方領土と結婚、どちらも早く決まるのが一番いい。北方領土にひょっこりしに行きたい」と語る。

 典型的な一発屋芸人だけに流行語大賞にノミネートされる可能性も十分。ひょっこりはんは「ギャグのフレーズではなく、芸名で刻まれるのは面白いと思う。下半期が大事なので年末に向けて頑張りたい。来年までいるか? いますよ、います、います、全然います!」と意気込んだ。

 法的根拠なしに長らくロシアに不法占拠されている北方領土(歯舞群島・色丹島・国後島・択捉島)返還要求運動の若年層への裾野拡大を目的にした「四島シェアスポット」は18、19日(神奈川・クイーンズスクエア横浜をはじめ、りゅうちぇる(22)、パンサーら芸能人が出演し、来年1月まで全国12都市で開催予定。