主要キャストが全員アジア系のハリウッド異色作に「ここ数十年の最高傑作」の声

2018年08月11日 16時30分

 今年話題のラブコメディー映画「クレイジー・リッチ!」(邦題)が今週、米ロサンゼルスでプレミア上映された。ハリウッド映画では25年ぶりとなる、主要キャストが全員アジア系という異色作。レッドカーペットでは主演の中国系米国人女優コンスタンス・ウー(36)が披露したゴージャスドレスが注目を集めた。

 同作品はシンガポール系米国人作家ケビン・クワンによる2013年の同名のベストセラーを映画化したもの。コンスタンスは、ニューヨーク在住の経済学者レイチェルを演じる。シンガポール人の恋人・ニック役には、今作品がスクリーンデビューのマレーシア系英国人俳優ヘンリー・ゴールディング(31)を抜てき。監督は「G・I・ジョーバック2リベンジ」のジョン・M・チュウが担当した。

 主要キャストが全員アジア系というハリウッド映画は、ウェイン・ワン監督がメガホンを取った1993年の「ジョイ・ラック・クラブ」以来となる。

 一方、7日のプレミア上映を前にハリウッドの「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」で行われたレッドカーペットイベントでは、コンスタンスやチュウ監督ら多くの出演陣が登場。特に注目を集めたのはコンスタンスが着用したパールカラーのロングドレスだ。

 英王室のヘンリー王子との婚約写真でミーガン・マークル妃が着用した7万5000ドル(約833万円)のドレスをデザインした英高級ブランド「ラルフ&ルッソ」が、この日のために製作。20万個のスワロフスキークリスタルがちりばめられている。

 この日の上映会も評価は上々で、米ニュースサイト「VOX」は「アジア人を描いた作品の中でここ数十年の最高傑作」と評している。全米一般公開は15日だが、日本での公開は9月28日。