小島よしお 中高生相手の講演会を開いて夢の話をしたい

2018年08月15日 10時55分

「そんなの関係ねぇ!」を披露する37歳の小島

【小島よしおの履歴書(最終回)】お笑い芸人・小島よしお(37)が、出生から現在まで、激動の37年をつづるこの連載も最終回を迎えた。ラストは第1子への思い、仕事での野望、そして代名詞のギャグ「そんなの関係ねぇ!」の“変化”について語る。

 2011年から子供向け中心の活動をしていますが、僕もいつか子供は欲しいなと思っています。奥さんは30歳で今、専業主婦。あと何年かしたら授かればいいな。1人でも2人でもいいですね。男女の希望もありません。

 都内にマイホームを買ったけど、子供ができれば少々手狭。もう少し大きい家に引っ越せればと。

 子供向け中心の活動をしているから、周囲には「イクメンになるんじゃないか」と見られるところはあると思うけど、仕事とプライベートは別。奥さんにも「俺は子供向けに活動しているから」と、ヘンに威張らないようにしています。彼女がプレッシャーを感じてしまうかもしれないので。

 仕事では今後、将来の進路に悩みそうな中学・高校生を相手に講演会を開き、前向きに夢の話をしてみたいですね。

 この連載でもつづりましたが、周囲から「無理」と笑われたことをやってきました。現役時の成績では無謀だった早稲田に合格し、「生き残れない」とやゆされたピン芸人としても何とかやっています。

 才能やセンスはないと言われてきました。自分でもそう思います。でも、考え方や環境で「夢はかなう」と伝えたいです。

 根拠のない自信を持ち続けること、言葉に発し続けること――が大事だと思います。「絶対に受かる」とか「絶対に売れる」とか。

 仕事柄、移動や待ち時間が多く、月に5~6冊、本を読んでいます。活躍されている先輩芸人の本も好きで目を通していますが、そういった本に共通しているのがネガティブになっていないことです。

 もともと読書好き。10代のころにはあのベストセラー「小さいことにくよくよするな!」を読みました。高校野球部時代はメンタルトレーニングの本も参考になったな。「いいプレーがいいイメージを生むんじゃない。いいイメージがいいプレーを生むんだ」とメジャーの選手の言葉が紹介されていて印象に残っています。

 07年に世に出させていただいた時は、インタビューが山のようにあり、「何で同じ質問に答えなきゃいけないんだ…」と思った時もありました。「そんなの関係ねぇ!」も「またやらなきゃいけないのか…」と感じた時もありました。

 あれから10年以上がたち、インタビューで同じことを聞かれても、別の言い回しでおもしろい話になると分かりました。

 先日行った営業先では、お客さんにネタを“置いていく”イメージで披露できました。今までの「そんなの関係ねぇ!」は“どれだけ強く放てるか”という感じでやっていましたけど、あの営業先では、その場で踊りだす子供が一番多かったような気がして。

 これは感覚的なもので、マネジャーに聞いても「ちょっと分からないですね」と返されましたが(苦笑)。

「そんなの関係ねぇ!」はハタから見れば当時のままだけど、自分の中では少し変わったような気がします。

 今後も、より全国を飛び回って元気や笑いを伝えていきたいですね。(終わり)

☆こじま・よしお(本名小島義雄)。1980年11月16日、沖縄生まれ、千葉育ち。2006年、早稲田大卒業。翌07年にギャグ「そんなの関係ねぇ!」でブレークし、同年の新語・流行語大賞でトップテン入りを果たす。16年7月に一般女性と結婚。今年8月25日、単独ライブ「小島よしお的おゆうぎ会 メリーゴーランド」(東京・CBGKシブゲキ!!)を開催する。血液型=O。178センチ、70キロ。家族は両親と兄。