6人組ロックバンド「絶叫する60度」が1日から「名古屋MUSIC FARM」で“30日間連続同箱2マンライブ”というクレージーな企画に挑戦することが明らかになった。

「絶叫――」は、年間300本近くのライブをこなすことで一目置かれる存在だが、同一のライブハウスを1か月間丸々ジャックするのは前代未聞の珍事。「1週間くらいなら理解できるが、集客も日に日にきつくなるだろうし、夏の繁忙期に1か月貸してしまう箱(会場)の覚悟もすごい」と音楽関係者も目を丸くする。

 すでにメンバーは気合十分な様子で、もんてろは本紙の取材に「大変だなって思う方が多数いると思いますが、ライブが好きだからわくわくしかありません!」と即答。

 魁(かい)にいたっては「結成以来、同じ地域にとどまることはほとんどなく毎日移動してライブして、毎日違うサービスエリアで眠る生活をしてきたので、むしろ“ツアーシック”にならないか心配です(笑い)」と言ってのけた。

 記録的な猛暑が続くこの夏は、野外ライブやイベントでも熱中症で搬送される人が後を絶たないが、室内といえどもライブには熱中症対策が必須。

「絶叫――」のステージは、客席もハンパない盛り上がりを見せることが常で、過去に新宿の某ライブハウスで公演した際には、フル稼働していたエアコンが熱気のあまり壊れてしまったというエピソードもあるほど。もしもこの夏、エアコンが故障すれば一瞬にして“密室爆音サウナ地獄”になりかねない。

 なお、対バンの相手は「絶叫――」が全国を旅する中で出会った「DJダイノジ」など第一線で活躍するアーティスト仲間が集結。高校生以下は入場無料なので、今すぐ汗をかきたいキッズも要チェックだ。