小島よしお WAGEチケットを自腹で…学生なのに借金70万円

2018年08月07日 10時55分

WAGE時代の小島(後列左)から時計回りに岩崎、森、槙尾、野中(本人提供)

【小島よしおの履歴書(連載7)】 お笑い芸人・小島よしお(37)は早稲田大時代、学生ながらコントグループ「WAGE」に所属して活動していた。グループ内での担当は、合コン要員とライブのチケット売り。特にチケット売りではうまくさばけないこともあり、消費者金融に70万円の借金をしたという。

 早稲田に入学(2000年)する前から、WAGEはすでに活動していました。

 4月。サークルの新勧の季節です。そこで、岩崎う大さん(39=現・かもめんたる)と出会います。う大さんはWAGEとキャンプサークルを掛け持ちしていて、キャンプサークルの花見の帰り道に「WAGEが新勧ライブをやるんだけど」と誘われました。ライブを見に行くとおもしろく、そのまま加入させてもらいました。

 WAGEは芸能事務所アミューズにスカウトされて01年、所属することになります。ただ、部員が20人くらいいて、アミューズからは「ちょっと多い。5、6人に絞ってほしい」と要望されました。実際にコントで出演するメンバーは5、6人、あとはコントを考えるメンバーでした。

「5、6人」を決める会議を連日、朝まで繰り返しました。メンバーそれぞれの名札を作り、「この5人ならどう?」と構成を検討。自分が入っていない組み合わせの場合は「ちょっと違うんじゃない?」とみんなが言うのでまとまらなかったけど、僕は運良く選ばれました。

 顔ぶれは、僕と岩崎さんと槙尾ユウスケさん(37=現・かもめんたる)、森ハヤシさん(40=現・脚本家)、ネパール出身の野中淳(39=現・マルチタレント)、それにもう1人の計6人。ただ、その1人がTBSに入社し、5人で始動することになりました。

 グループでの役割は、森さんとう大さんがネタ作りでした。槙尾さんは演技がうまかったですね。野中はパッと見で存在感があってイジられ役。2年生だった僕はまだまだ学生ノリ丸出しだったため、合コン要員とライブのチケット売り担当。共演した芸人の先輩たちと仲良くなると、即合コンしていました。週5回くらいやっていたかな。

 相手はOL、看護師、美容師、CAなど。男側のメンツは30歳前後が多かったので、相手は年上ばかりでした。WAGEの5人で合コンした時もありましたが、あんまり盛り上がりませんでした(笑い)。

 WAGEは、単独ライブをよく開催していました。でも、名もなきグループの単独ライブに来てくれる人はなかなかいません。2000円のチケット代のうち、「半分は俺が払うから」と自腹を切り、売っていました。

 実家暮らしでアルバイトはしていましたが、自腹のせいもあり消費者金融の借金を重ねるようになります。少しずつかさんでいき、膨れ上がった借金は最大で総額70万円。学生には大金でしたが、これは「そんなの関係ねぇ!」などでのちにテレビ番組に出演させていただけるようになって、返済できました。

 次回は、大学時代の話です。

☆こじま・よしお(本名小島義雄)。1980年11月16日、沖縄生まれ、千葉育ち。2006年、早稲田大卒業。翌07年にギャグ「そんなの関係ねぇ!」でブレークし、同年の新語・流行語大賞でトップテン入りを果たす。16年7月に一般女性と結婚。今年8月25日、単独ライブ「小島よしお的おゆうぎ会 メリーゴーランド」(東京・CBGKシブゲキ!!)を開催する。血液型=O。178センチ、70キロ。家族は両親と兄。