尾を引く山口達也事件 「Rの法則」出演者はNHKの対応に怒り心頭

2018年07月29日 16時30分

強制わいせつ事件で会見する山口達也

 今年4月に明らかになった元TOKIOの山口達也による女子高生への強制わいせつ事件は、いまだに尾を引いている。

 まずは簡単に事件を振り返ろう。今年2月、山口は自身がMCを務めるNHK・Eテレ「Rの法則」で知り合った女子高生を、都内の自宅マンションに呼び出した。警戒する少女は友人とともに訪問。すると、山口は彼女たちに飲酒を強要した上に、あろうことかキスをしてしまう。

 驚いた女子高生たちは家を出ると警察に被害届を提出し、山口は取り調べを受けることになった。当初は「酒に酔って覚えていない」と繰り返したものの、結局は全面降伏。それからは山口が会見、TOKIOの他のメンバーが会見、そして山口が退所という怒とうのような展開を見せ、結局「Rの法則」は打ち切りになってしまった。

 芸能関係者が語る。

「実は、山口が被害少女にもっとひどいことをしたのではないかといった疑念は、いまだ拭いきれていません。というのも、キスだけで本当に被害届を出すのかと首をかしげたくなるからです。もちろん、キスだけでも立派な強制わいせつではあるのですが…。真偽はともかく、一説には下着の中に手を入れたとする噂もある。ただ、もうすでに両者は和解しているし、相手は未成年。そこを追及してもね。山口も退所しているし、事件は幕引きになったのです」

 その後、次から次にジャニーズタレントが不祥事を起こし、いつの間にか山口の事件は過去のものとなりつつある。ところが、だ。〝第2の被害者〟はいまだに怒りが収まらない。それは「Rの法則」に出演していた他のタレントたちだ。

 ある芸能プロ関係者が怒りをあらわにする。

「あの番組には大勢の少年少女のタレントたちが出演していましたが、いずれもまだ知名度が低く、自分をPRするのに必死でした。それに間違いがあってはいけないので、NHKサイドから『一緒に帰るな』『連絡先を交換するな』というお達しが出て、律儀に守っていたのです。そしたら、MCが事件を起こして番組自体がパア。それでそれっきり。こっちは何の落ち度もないのに、番組が一つ終わってしまった。しかもそれに対して何もないというのはおかしいのではないか」

 同関係者いわく、代わりに別の番組を用意するなり、受け皿があってしかるべきだと主張する。もちろん、NHKも被害者と言えなくもないが、少なくとも山口という酒グセ、女グセに難のあるタレントを未成年者と共演させたのは問題だろう。

 それだけではない。

「我々はNHKの入館証まで回収されてしまいました。番組が終わったのは仕方ないが、これでどうやって営業をしろというのか。その後のケアが全くないというのは非情すぎますよね。実害しかない。NHKに言ってもラチがあかないので、実は他の事務所と連携して訴訟ができないか弁護士に相談しているところなんです」(同関係者)

 実際に集団訴訟となれば、NHKとしても黙ってはいられまい。

 山口による退所で事件は幕引きになったかと思いきや、意外なところでくすぶり続けているのだ。これが大きな禍根を残すことにならなければいいが…。

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