デーブ・スペクター氏 上祐会見の質問のなさにあきれる

2018年07月06日 13時46分

会見する上祐史裕氏

 テレビ朝日は6日、オウム真理教の元教祖麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら元教団幹部計7人への死刑執行を受け、正午から予定されていた「徹子の部屋」の放送を休止し、午前からの「ワイド!スクランブル」を続けて死刑執行のニュースを報じた。

 正午ごろ、元教団幹部で一連のオウム事件当時に広報役を務めた上祐史浩氏の会見が都内で始まった。ワイド!スクランブルもその模様を伝えたが、会見は約10分であっけなく終了。記者からの質問が途絶え、困惑したような上祐氏の表情が映し出された。

 番組MCの橋本大二郎氏は「記者会見でなかなか質問が出ないという場面を見て、地下鉄サリン事件から23年あまりたって、坂本弁護士一家の(殺害)事件が平成元年ということを考えると、若い記者の方々からみると、実感をもって質問できる事件じゃなくなっているのではないかという不安を切実に感じた」と感想を漏らした。

 ジャーナリストの二木啓孝氏は会見に「もどかしさを感じた」。橋本氏の感想を受けて「若い記者は、23年前なので当時の実感がないということはあるんですけれど、やっぱり聞くべきことはあるなと」続けた。

 さらに辛辣なのは、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏だった。

「記者たちの質問のなさにあきれますよね。派遣させる方も悪い。だったら、ベテランとか、いろんな人がいます。そういうシステムで『若い人行け』っていうのは単純すぎてガッカリします。こういう機会はなかなか、ないんです。ずっと雄弁にやってきた上祐氏だからこそ、(オウムに対する当局の)メスが入るのはその分、遅くなった」

 オウムの後継団体「アレフ」から分派した「ひかりの輪」の代表を務める上祐氏。多くの質問が出ずに終わってしまった会見は「意味がない」とデーブ氏は斬り捨てた。