ボーカル&ダンスグループ「民謡ガールズ」が29日、デビュー3周年を目前にして初のシングル「キラリ☆夢音頭」の発売記念イベントを行った。

 同グループは2015年7月に結成。メンバーの変遷を経ながら、現在は平均年齢13歳(最年少11歳=まつり、最年長14歳=かこ)の10人組グループとして、初のシングル発売にこぎつけた。

 いずみ(13)は「たくさんの人にグループを知ってほしい」と話すと、初のシングル曲について「前向きで夢に向かっていくという歌詞が今の私たちらしい」と、自分たちに重ね合わせた。りお(13)は「2020年の東京五輪で来日する外国の人に民謡文化を伝えたい」と、民謡を世界に広めると強気に主張した。

 そんななか、イベントの空気を一変させたのが、身長140センチとメンバー中で最も小柄なゆとり(13)のひと言だった。メンバーそれぞれの夢について聞かれているなか、ゆとりは自身の夢について「プロレスラーになりたい。憧れはカサンドラ宮城選手(センダイガールズ)です」と公言。本人の見た目からは、あまりにもかけ離れた夢に会場からは笑いが起こったが、ゆとり自身はいたってマジメで、女子プロレスラーになる夢を真っすぐに見つめていた。