お笑い公演「カンコンキンシアター32 THE LAST MESSAGE クドい!」(8月10~19日、東京グローブ座)の旗揚げ30周年公演製作発表会見が28日、都内で行われ、関根勤(64)、ラッキィ池田(58)、「キャイ~ン」天野ひろゆき(48)、ウド鈴木(48)、稲村亜美(22)らが出席した。

“カンコンキン”は1989年に旗揚げして今年で30周年。マニアックなコントと独特の世界観を持ったネタが人気の公演だ。座長を務める関根は「こんなに長く続くとは思っていませんでした。旗揚げしたとき『楽しかったので、もう一回やろうか』となって、もうルーティンになっている」と感慨深げに語った。

 副題に「LAST MESSAGE」とあるが、公演が終わるわけではない。関根は「(映画の)海猿のパクリですよ!」と笑った。

 そんな中、やはり話題になったのは、27日のプロ野球、西武―オリックス戦で始球式を務めた4人組ビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」の樽美酒研二(37)が芸能人最速の球速135キロを記録したこと。GENERATIONSの関口メンディー(27)が5日に記録した133キロを超える快挙をやってのけた。

 これには“神スイング”稲村も黙っていられるはずがない。

「私(自己最速が)103キロなので正直うらやましいです。(樽美酒は)140キロも行きそう。せめて私は女性芸能人最速でいたいんですが…。138キロを目標にしたいです」とライバル心を隠さなかった。

 芸能関係者は「稲村は、小1から中3まで野球漬けの毎日を送っていただけあって、野球に関しては譲れないプライドがある。今でも時間をみては投球の練習しています。103キロは今年も出しているので、まだまだ速くなるのでは」と語る。

 稲村は「樽美酒さんが投げるとき打席に立たせてもらいたい」と“宣戦布告”した。