お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(40)に今月17日、第3子となる女児が誕生した。上の2人も女の子のため、早くも周囲からは「将来は3姉妹によるトリオ漫才師誕生か?」と期待の声が上がっている。

 塙は17日、自身のブログで三女の誕生を報告。「本日、第三子が産まれました。またまた女の子です。いつか塙三姉妹として『有吉ゼミ』で密着をしてもらえるように、これからも本業の役者を頑張っていきたいと決意しております。妻に感謝。無事で良かった」と記した。

 しかも三女が生まれたことを報告したブログに塙は「未来のかしまし娘」とのタイトルを付けた。かしまし娘とは、長女の正司歌江と次女・照枝、三女・花江の3姉妹による音曲漫才トリオ。「ウチら陽気なかしまし娘~」というテーマソングで知られ、1950年代から70年ごろまで関西を中心に爆発的な人気を誇った。

 大阪では当時、かしまし娘以外にも、ちゃっきり娘、フラワーショウ、ジョウサンズなど、女性3人によるトリオ漫才師が活躍したが、現在はほとんどいなくなった。お笑い関係者は「今、トリオでやっている女芸人は森三中くらいだが、バラエティー中心でネタはほとんどやってない状況」と指摘する。

 そこで期待がかかるのが、塙の娘である3姉妹だ。「東京では、ナイツの師匠である内海桂子が亡くなった好江さんと組んだ『内海桂子・好江』が音曲漫才で有名だったが、女性のトリオ漫才師はほとんど聞かない。塙は現在、漫才協会の副会長を務めていて、若手を育てる立場でもあるし、早くも“塙3姉妹”によるトリオ漫才に期待がかかっている」(同)

 塙の子供ということは、お笑いの才能を父親から受け継いでいるのは間違いないが、果たして実現するか?