藤井七段リベンジ成功で王座戦4強 見えてきた史上最年少タイトル

2018年06月23日 16時30分

藤井聡太七段

 将棋の第66期王座戦本戦トーナメント準々決勝、深浦康市九段(46)と藤井聡太七段(15)の対局が22日、東京・渋谷区千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、120手で藤井七段が勝利し、準決勝進出を決めた。

 藤井七段がリベンジを果たした。深浦九段といえば、昨年12月の叡王戦本戦で、プロ入り後初の大逆転負けを喫した相手。対局直後、藤井七段があまりの悔しさに脇息に覆いかぶさるようにしてうなだれる光景がファンの間でも話題になった。

 この時の教訓を生かしてか、この日の藤井七段は慎重かつ老かいだった。深浦九段の粘りの将棋を警戒し、ハデな手こそなかった。しかし、受けるべきところは確実に受け、攻めに転じると驚異の終盤力を発揮し、一気に押し切った。

 7月6日の準決勝では、斉藤慎太郎七段(25)と対戦する。中村太地王座(30)への挑戦権を得るまであと2勝。藤井七段は「タイトルは意識しても仕方ないので、今まで通り一局一局しっかり戦っていきたい」と冷静に語った。

 史上最年少タイトル獲得への期待が一気に高まってきた。