地下アイドル「仮面女子」が17日、東京・秋葉原の仮面女子カフェ2部公演で「組閣」(昇格発表)を行い、仮面女子候補生の野咲わか(22)と海月咲希(みつき・さき=22)の仮面女子昇格を発表した。

 ライブを終え仮面女子メンバーが並ぶステージに、リーダー・桜のどか(27)が登場。8人の候補生(OZ、ぱー研!)を呼び入れると、2人の名前を発表した。野咲はアーマーガールズ、海月はスチームガールズに加入する

 大阪出身の野咲は、大阪で森カノン(28=アリス十番)のライブを見て、東京のオーディション受験を決めた。昇格の喜びを語った後「(7月7日に卒業する)カノンちゃんと一緒のステージに立てないのが心残り」とコメント。だが森から「大阪でも活動できたのに、一緒にやりたいと上京してきてくれた。昇格は自分のことのようにうれしい」と祝福され、涙を流した。

 発表後、自信があったかの質問に「前回の組閣で昇格できず、悔しい気持ちがあった。今回は昇格したいという気持ちがあったのでホンマにうれしい。会場が青色のサイリュームでいっぱいだったので、見守ってくれるファンの方が、これだけいるんだと自分に言い聞かせた」と心境を明かした。OZからアマガ昇格について「背が低く、身長的にアマガかなという感じはあった。(月野)もあちゃんのようにかわいくて、かっこいいパフォーマンスに憧れています」と不安はないとアピールした。

 愛称“くらげ”と呼ばれる海月は「スチガは背の高いメンバーが多いので、埋もれないようにしたい。バラエティー方面でも活躍できるよう、頑張りたい」とコメント。発表後の第一声で「徳之島で応援してくれる両親と、お世話になっている親戚のおじさんに喜びを伝えたい」と家族の支えに感謝した海月は「鹿児島の離島出身ですが、仮面女子全員で徳之島に行きたい」。野咲も「大阪遠征をしたことがないので、ぜひ地元でやりたい」と、ともに“凱旋ライブ”を目標に掲げた。