攻殻新シリーズで声優一新 草薙素子役に坂本真綾

2013年02月13日 00時42分

 アニメ「攻殻機動隊」シリーズの最新プロジェクト「攻殻機動隊ARISE」の製作発表会が12日、東京・六本木のニコファーレで行われ、主人公・草薙素子の声に声優・坂本真綾(32)が起用されることが発表された。

 

 ついに新たな攻殻機動隊がそのベールを脱いだ。新作「ARISE」の舞台はテレビアニメ版「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」以前、“攻殻機動隊”創設までの物語が描かれる。主人公・素子はこれまでのシーズンで所属した「公安9課」ではなく、「陸軍『501機関』」に所属し、階級も後のニックネーム「少佐」ではなく三佐だ。物語は後に仲間となるバトーやトグサとの出会いとともに電脳ウイルス「ファイヤー・スターター」をめぐる壮絶なアクションと電脳戦が展開される。

 

 さらに驚きの発表は会見の終盤に行われた。若かりしころの素子を描く作品に相応しく、これまで同キャラを演じてきた田中敦子ではなく、新たに坂本を起用することが明かされたのだ。その他「公安9課」メンバーもキャストを一新。バトー役は大塚明夫から松田健一郎、トグサ役は山寺宏一から新垣樽助へ変わるなど新たな攻殻を印象付けた。

 

 キャスト発表後には坂本本人も登壇した。劇場版一作目の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」では素子の少女型義体“コドモトコ”役として出演しており「最初の劇場版のときは15歳でした。今32歳となり、作品の延長線上にいるということでご縁を感じております」と作品との再会への喜びを語る。

 

 また自身も攻殻のファンだといい「キャストが変わることにきっといろんなご意見があるとは思います。そのことに慣れてもらうよう、アライズを作っていく一部としてわたしたちも頑張りたいと思います」とファンの心情を慮りながら意気込みを語った。

 

 新作は全4部作となり総監督に黄瀬和哉氏、シリーズ構成、脚本に作家・冲方丁、音楽は「コーネリアス」が担当する。

 

 第1話「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」は6月22日から2週間限定で新宿バルト9などで上映されるほか、劇場ではブルーレイディスク(BD)を先行発売、有料配信も同時にスタートする。BDとDVDの一般発売は7月26日から開始する。

 

【キャスト】

草薙素子:坂本真綾
荒巻大輔:塾一久
バトー:松田健一郎
トグサ:新垣樽助
イシカワ:檀臣幸
サイトー:中國卓郎
パズ:上田耀司
ボーマ:中井和哉