
俳優の及川光博(48)らが12日、都内で行われた「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」(29日公開)のジャパンプレミアに登場した。
スター・ウォーズ最新作。シリーズ屈指の人気キャラクターであるハン・ソロがのちの相棒となるチューバッカと出会い、悪党になる過程を描く。ファン歴40年の及川は日本語吹き替え版の声優として、有名俳優が端役で画面に登場する、いわゆるカメオ出演を果たした。
ご機嫌の“王子”はこの日のイベントでチューバッカにハグ。さらに「全シリーズで一番好きなキャラクターは?」とノリノリで質問した。
ロン・ハワード監督(64)から「ヨーダ」、主演のオールデン・エアエンライク(28)から「チューイ(チューバッカ)」とにこやかな返答を得ると、少年のように目を輝かせてスター・ウォーズ愛をのぞかせた。「ホントはもっと聞きたいことがたくさんあるんだけどな」と名残惜しそうにしながら去っていった。
世界的ヒット作の上陸だが、日本円にして300億円近い巨額の製作費をつぎ込んだといわれながら、5月に公開された米国では興行収入、評価とも振るわず、手厳しく指摘されてもいる。
「製作の段階からキャストや監督の降板などトラブル続きで、公開前から米国では低評価も予想されていた。日本では確実にヒットさせたいと製作サイドが思案したのか、ブログでのコメントが何かと反響を呼ぶ市川海老蔵と熱狂的なスター・ウォーズファンの及川がカメオ出演で起用されたともっぱら。つまり、彼らはインフルエンサー的な役割も期待されているようだ」(映画ライター)
日本でヒットとなれば立役者となるが…。