オフィス北野退所「馬鹿よ貴方は」が語ったたけしへの思い

2018年06月12日 11時00分

サンミュージック入りを決めた「馬鹿よ貴方は」

 お笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」が所属していたオフィス北野を退所し、11日からサンミュージックの所属になったことが分かった。本紙客員編集長を務めるビートたけし(71)が3月末をもってオフィス北野から独立し、同事務所に所属するタレントの去就が注目されていたが、多くの賞レースで決勝進出を果たした実力派コンビは新天地を求めることを決めた。

「馬鹿よ貴方は」は、ヒゲにメガネというジョン・レノンのような独特の風貌の平井“ファラオ”光(34)がボケを、本紙で「女芸人馬鹿売れ前夜」を連載し、緻密なネタ作りで知られる新道竜巳(41)がツッコミを務めるコンビ。「THE MANZAI」や「M―1グランプリ」で決勝進出した実力派だ。オフィス北野には「THE MANZAI」で50組だけ選ばれる認定漫才師になったことを機に、2014年暮れから約3年半所属した。

 今回、退所を決めたことで、たけしには8日にあいさつに行ったという。ファラオは「『退所します』と言ったら、『そうか、どこ行くんだ?』と。『サンミュージックです』と答えると『頑張れよ』と言ってくださった」。

 たけしへの思いについてファラオは「オフィス北野に所属してから何回かバーターで番組とかに呼んでいただいたけど、ガッツリと爪痕を残した感覚がない。気に入られるまでにはならなかったかな、という思いはある」と明かした。たけし司会で毎年、年始に放送される特番シリーズ「古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議」(テレビ東京系)には今年、初めて出演したが、「その時は結構、感じが良かったので、これからも毎年呼んでいただけたら。僕、エジプト好きですし」と意欲を見せた。

 一方の新道は「たけしさんに飲みに連れていってもらう、という目標を持っていたけど、果たせなかったですね。人生観を変えるような言葉をもらうくらい、近い距離になりたかったけど、そこまで行けなかった」と、こちらも少し悔やんでいるようだ。

 これからサンミュージック所属となることにファラオは「仕事が増えればいいな、と思います。もちろんオフィス北野の時もそれなりに仕事はもらってましたけど。営業とか久しく行ってないので行きたい。15年にM―1の決勝に行き、その翌年は毎週のように営業が入ってたんですけど、その後は全く入らなくなったので」。

 サンミュージックには、昔から仲がいいというメイプル超合金も所属。「いまでも結構会うし、気心は知れてる。カズレーザーからも『やりやすい事務所だよ』と聞いていた。2人とも『一緒に仕事したいね』と言ってくれてますし、何かやれれば面白くなりそう」。新道は「サンミュージックの人では、鳥居みゆきさんと共演したいですね。昔、よく一緒になりましたが、しゃべったことはなかったので」と言う。

 またサンミュージックには、芸人以外のタレントや俳優も所属している。ファラオは「昔から見てたんで、安達祐実さんは会ったら興奮するかも」。

 2年前に不倫で世間を騒がせたベッキーもいるが、「ツッコんでいいんですかね? テレビでメイプルがツッコんでるのは見ましたが。もともとバラエティー畑の人だから、その辺は寛大ですかね?」。新天地での活躍に期待したいところだ。