関西テレビ社長 社内のパワハラ・セクハラ対策に自信

2018年05月30日 19時36分

会見した福井澄郎関西テレビ社長

 関西テレビは30日、決算役員会を開き、福井澄郎代表取締役社長(70)が大阪市内の同局で記者会見を行った。

 人気アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー、山口達也(46)の強制わいせつ問題など不祥事の続く芸能界。関西テレビでも「にじいろジーン」に出演していたタレント・ベッキー(34)や女優・千眼美子(23)が休演、降板する事態に見舞われたのは記憶に新しい。

 福井社長は、番組出演者の危機管理について「番組制作スタッフと出演者のコミュニケーションが大前提ではありますが、出演者の方と契約書を交わしております。法令、公序良俗に反するものはしないようにしましょう。暴力排除条項も入れて、出演する場合はこれを守ってくださいとしています。抑止力になればいいんじゃないか」と話した。

 31日の衆院本会議では働き方改革関連法案が採決される。同局の働き方改革については「私が座長で会議を立ち上げている。パワハラもセクハラもない働きがいのある職場をつくりたい」と語った。

 テレビ局をめぐっては、日テレの幹部候補や熊本県民テレビの代表取締役社長がセクハラで処分(本紙既報)されるなど、セクハラ問題が相次いでいるが、福井社長は「テレビ局は目立っちゃうので、特にひどいという印象は持っていない」と述べた。その上で、同局の対策については「コンプライアンスラインというものを設置しており、内部と外部の通報窓口を設置しております」。

 コンプライアンスラインは2006年に設置。当初は内部窓口しかなく通報者は0件だったが、それはおかしいということで、外部窓口を設置したところ、セクハラ・パワハラや仕事の問題などの通報が33~34件あったという。

 福井社長は「内部通報システムは作っておりますし、対応する仕組みはできていると思う」と胸を張った。