個性派タレントのいか八朗さん(本名・近藤角吾さん)が28日に老衰のため亡くなっていたことが30日、分かった。84歳だった。事務所が公式サイトで発表した。

 所属事務所「Eja9」の山田代表は「『かわいいおじいちゃん。』と皆様が可愛がってくださった、愛してくださったいか八朗(本名 近藤 角吾) 5月28日(月)10時3分に息をひきとり、天国のテルマエに旅立ちました」と報告。最期の様子を「眠っているような安らかなお顔で呼吸と心臓が止まっていたそうです。きっと天国のテルマエ(温泉)に浸かってヘイヘイホー♪とニコニコ歌っていたのかもしれません」と伝えた。

 そして「出演作品を楽しみに応援して下さっていたファンの皆様。いか八朗にとって、マネージメントをする私にとってもご声援が力の源になっておりました。感謝という言葉しかございません、本当に本当にありがとうございました。」と感謝の言葉をつづった。

 6月2日に通夜、3日にお別れ会を執り行う。

 いか八朗さんは、芸人として劇場で活躍し、漫談家や俳優に転身。映画「テルマエ・ロマエ」に出演するなど、個性派として活躍した。