30日放送のTBS系「ビビット」は、日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、関東学生連盟が反則行為を指示したと認定し、日大の内田正人前監督(62)、井上奨前コーチ(30)を「除名」処分、守備を統括する立場の森琢ヘッドコーチは除名に次いで重い「資格剥奪」、危険なタックルをした宮川泰介選手(20)とチームに対しては条件付きで今季の公式試合の出場資格停止処分を科すことを決めたことを特集した。

 水曜コメンテーターを務める青学大陸上部の原晋監督(51)は内田前監督への処分について「指導体制の崩壊が始まった。結局、全否定された形になる」とコメント。「本当に違うというなら、監督も反論する機会を持つべき」と付け加えた。

 日大アメフット部員に対しては「まず、チームで本質を話し合って相手(関学大)に持っていく。処分は大人が決めましたけど、相手チームから帰ってこい(復帰)というような状況になればいい」とコメント。処分解除はチームの体質改善などが条件とされているが「学生スポーツだから、しっかり授業に出て、単位を取っているかも条件にしてもらいたい」と注文をつけた。