早指し対局にも挑戦!藤井聡太七段人気に便乗ムード続く

2018年05月28日 16時30分

意気込みを語る藤井七段

 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(15)が27日、都内で行われた羽生善治竜王(47=永世7冠)の新番組「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の収録に参加し、特別ルールによる早指し対局を行った。

 対局のルールは羽生竜王が提案したもので、持ち時間5分でスタート。通常ルールと同じく秒読みされるが、1手指し終わるごとに持ち時間に5秒加算され、持ち時間がなくなると負けるフィッシャールールを採用。そのため対局時間が30分ほどと、スピーディーになるという。

 藤井七段は「持ち時間が大変短いですけど、適切な時間配分が大事。全ての手を読むことはできないので、瞬間的な選択も大事になる」と分析。そのうえで「早指しは自分を信じることが大切。自分を信じてやりたい」と語った。

 12人が参加するトーナメントは3ブロックに4人ずつ分かれて予選を行い、各ブロックの上位2人にシード棋士の羽生竜王と久保利明王将を加えた8人で本戦トーナメントを行う。藤井七段は橋本崇載八段、三枚堂達也六段、近藤誠也五段と同ブロックで、対局の様子は6月17日に放送される。

 藤井七段は、先日行われた第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝に勝利して4組昇級を決め、規定により史上最年少(15歳9か月)での七段昇段を果たしたばかり。

 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、これに愛知県の大村秀章知事が“便乗”して特別表彰したのは本紙既報。さらに名古屋のテレビ関係者は「タレントの加藤晴彦も藤井七段が自身の母校に入学した際、求められていないのにコメントをテレビ各局に送っていた。自発的にそういうことをするキャラじゃないだけに、『便乗か!』と言われてましたよ」と明かす。

 テレビ企画を含めて便乗は多いだけに、藤井人気に群がる大人は本業への配慮を忘れないでおきたいところだ。