草笛光子 新劇場オープンで「床に役者の汗と涙を染み込ませたい」

2018年05月24日 21時14分

草笛光子

 女優の草笛光子(84)、麻実れい(71)、木の実ナナ(71)、寺島しのぶ(45)らトップ女優7人が24日、東京・港区にオープンする新劇場「六本木トリコロールシアター」で、こけら落とし朗読劇「愛のゆくえ」(フランソワーズ・サガン原作、鵜山仁演出、6月9〜27日)を前に会見を開いた。

 草笛は「昨年、ニューヨークのブロードウエーで『シカゴ』を見てきた。公演前に舞台を見ると、床に傷がついていた。これは出演者の涙と汗が染み込んだものだなと思わず触ってしまった」と渡米時のエピソードを話しだした。

 続けて「このまっさらな劇場も、そのうち素晴らしい役者の汗と涙が染み込んで傷がついていき、ここは小粒でピリリと素晴らしいものをやる劇場という評判になってほしい。私はどこに行っても最高齢で、皆さんより先にこの世からいなくなるが、それを祈っている」と話すと、オーナーの白樹栞氏は目を真っ赤にして、感激しきりだった。

 白樹氏は「年2、3本公演をプロデュースして、私自身も出演したい。生きているうちにどうしても出たい作品が2、3本あるので。そして、生きているうちに、眞秀(まほろ)君にも出てもらいたい」と、5歳になる寺島の長男に熱烈オファー。寺島は苦笑するばかりだった。

 この日は中嶋朋子(46)、浅田美代子(62)、剣幸(62)も出席。欠席した賀来千香子(56)を含め、8人が一人ずつ日替わりで出演し朗読劇を行う。