コント日本一を決める「キングオブコント2018」開催発表会が24日、東京・港区のTBSで行われ、昨年王者のお笑いコンビ「かまいたち」らが出席した。

 かまいたちのツッコミ担当・濱家隆一(34)、ボケ担当・山内健司(37)は今年の同大会について「出場しません。2年連続でいけるような大会じゃないので。僕らは去年で燃え尽きました。今度は出る側じゃなくて見る側として楽しみます」と不参加を明言した。

 4月から大阪から東京に進出。現状の仕事ぶりについて、濱家は「大阪にいた時も仕事の数はすごくあって、収入も安定した。今は新しい仕事をやらせてもらっているなという感じですね」と明かす一方、山内は「大阪のレギュラー8本あったうちの7本を辞めてきたので、正直震えてます」と本音?を告白した。

 昨年、同大会で準優勝だったお笑いコンビ「にゃんこスター」の大ブレークでやや陰に隠れた形だったが、濱家は「後ろから追い抜かれるのに慣れた一年でもありました」と自虐で笑わせながら、「にゃんこスターがバーンと売れてくれたのは、実はすごいありがたかった。にゃんこスターが最前線に立ってくれたので、弾よけみたいな感じで」と感謝も忘れなかった。

 また、報道陣から昨年の優勝賞金1000万円の使い道を聞かれると、山内は「借金を返して、残った賞金全額を仮想通貨NEMにつぎ込んだら、大暴落。大損こきました」と肩を落としていた。

 決勝進出すれば6回目の王者挑戦となるのはお笑いコンビ「さらば青春の光」だ。ボケ担当・森田哲矢(36)は本当に優勝したい。できなかった時の公約で追い込まないといけないので、去年改名した相方の『東ブクロ』が、今回優勝できなかったら今度は『西ブクロ』に改名します」と勝手に宣言。

 さらに、森田は「今年優勝できなかったら、もう(キングオブコントに)出ないです」とラストイヤーの覚悟を明かした。

 大会予選は7月からスタート。決勝は秋に開催され、TBS系列で生放送を予定している。