TOKIOの国分太一(43)が22日、MCを務めるTBS系「ビビット」に出演。日大と関西学院大のアメリカンフットボールの定期戦で悪質タックルを行った日大の選手が、きょう会見を行うことに「日大は一人の選手も守れないのか」と厳しい口調で話した。

 番組では日大と関西学院大のアメリカンフットボールの定期戦で日大の選手が悪質なタックルを行った問題を特集。危険なプレーは日大・内田正人前監督(62=19日付で辞任届受理)からの指示によるものとの証言を紹介した。当の内田前監督は19日の謝罪会見で「責任は私にある」と辞任を表明したが、指示したかどうかは明言を避け、24日に関学大側に文書で回答するとしている。

 そんな中、加害選手はきょう会見を行い、危険なプレーは前監督とコーチの指示によるものだったと説明する予定だという。

 国分は「これだけ注目されているとカメラも相当あると思います。自分も最近、メンバー(山口達也)の問題で会見をすることになりましたけれども、会見する側から見る景色というのは本当に震えるようなものでした」と自身の経験を振り返った。「それを大学生が一人で立たなければいけない。もちろん、彼がやってしまったことに対しては謝罪しなければいけないこともたくさんあると思いますけれど。ただ、これをやることが本当にいいのか、日大としては学生一人も守ることができないのか、僕はどうしてもそう思ってしまいますね」と、対応が後手後手に回る日大の対応に疑問を呈した。